比較

Tomrade とほかのエージェントツール

Orca や Cursor のようなツールは、エージェントを動かし、そのコードのレビューを助けます。Tomrade は、エージェントに何をやらせるか、各作業がどこまで進んだか、何が変わったかを記録します。役割が違うので、組み合わせて使えます。

役割の違い

エージェントツールと Tomrade は、別々の問いに答えます。

Tomrade は、あなたのコードのために独自のモデルを動かすことはなく、エディタでもありません。コードを書くのは、あなたのコーディングエージェント(Claude Code、Codex、Cursor のエージェントなど)で、どこで動かしてもかまいません。Tomrade はそのエージェントにチケットを渡し、結果を追いかけます。

Orca

Orca は自らを「エージェント開発環境」(the agent development environment)と呼んでいます。macOS、Windows、Linux で動く無料のオープンソース(MIT)デスクトップアプリで、Claude Code、Codex などの CLI エージェントを並べて実行し、「それぞれ専用の worktree で」(each in its own worktree)動かします。ほかに、分割ターミナル、ブラウザ、エージェントに送り返せる diff への注釈、アプリ内での GitHub と Linear のレビュー、SSH 越しの worktree、エージェントの状態を見られるスマートフォン用のコンパニオンがあります。

接点:Orca の worktree で動くエージェントも、実体は Claude Code や Codex のセッションなので、ほかのセッションと同じように MCP で Tomrade につながります。エージェントがチケットを引き受け、そのチケットのブランチで作業すると、ブランチ、プルリクエスト、マージの進み具合に合わせて Tomrade がチケットを動かします。

Cursor

Cursor は AI コードエディタです。クラウドエージェント(旧バックグラウンドエージェント)はリモートマシンで動き、専用のブランチで機能を作ったりバグを直したりして、終わるとプルリクエストを開きます。起動はエディタから、cursor.com/agents から、または Slack、GitHub、Linear で @Cursor とメンションして行います。

接点:Cursor は MCP サーバーに接続できるので、Cursor エディタ内のエージェントは Tomrade のチケットを読み、引き受け、更新できます。クラウドエージェントはリモートマシンで動くため、あなたのコンピューターでしか待ち受けていない Tomrade の MCP サーバーには届きません。それでも、ブランチ名にチケットのキー(tom-42/…)を入れておけば、Tomrade は git を通じてそのブランチとプルリクエストをチケットに結びつけて追いかけます。

組み合わせて使う

ある午後の流れを、最初から最後まで:

  1. Tomrade で: やりたいことを伝えます。アシスタントがそれを、プルリクエスト 1 本分のサイズのチケットに分け、チケット間の依存関係もつけます。
  2. エージェントツールで: Orca で worktree を開くか、Cursor でチャットを開き、Tomrade の TOM-42 を引き受けるようエージェントに伝えます。エージェントは MCP でチケットを読み、引き受けます。
  3. 作業中: diff は、いつものそのツールでレビューします。Tomrade のチケットには、まずブランチ、次にプルリクエストが表示されます。
  4. マージしたら: チケットは自動で完了に移ります。途中でエージェントが Tomrade に書き込んだもの(新しいチケット、編集したノート、変更した設定)は、その実行ごとにまとまって履歴に残ります。

ひとつの場所で済ませたい場合は、Tomrade からエージェントを起動することもできます。チケットで「開始」を押すか、自動実行に夜のあいだ依存関係グラフの順に進めさせます。

Tomrade の取り消しが届く範囲

取り消せるのは、Tomrade が書き込んだもの、そしてエージェントに Tomrade 経由で書き込ませたものです。チケット、Files のファイルとノート、設定が、実行ごとにまとまっています。リポジトリには届きません。コミット、ブランチ、プルリクエストは git と git ホスティングサービスの管轄なので、元に戻すのもそちらで、それらのツールがもともと備えているレビューや保護の仕組みのもとで行います。Tomrade はそれらの代わりにはならず、代わりになるとも言いません。

このページの確認方法

ほかのツールについてこのページに書いたことは、各ツールの公式サイトとドキュメントに基づき、上の日付に確認したもので、リンクも付けています。製品の変化は速いので、古くなっている点があれば、GitHub でお知らせください。修正します。